成功者の声「精神的に楽に就職活動できました。」

高次脳機能障がい Sさん

Q. 高次脳機能障がいって、どんな障がいですか?

A. 私は交通事故にあい、障がいを抱えました。記憶障がい、注意障がいがあります。記憶障がいは記憶力に障がいがあり、何かを覚えるのに時間がかかります。注意障がいは注意力に障がいがあり、ちょっとしたミスを起こしやすいです。

Q. 障がいについて社内理解は進んでいますか?

A. 初めはわからなかったようですが、今では理解してもらえています。障がいについて説明するときは、職業訓練センターで習ったとおりに説明しています。それで理解が得られるようになりました。

Q. 障がい者として働くことに初めは抵抗があったようですが。

A. はい。入社当初も抵抗がありました。障がい者という目で見られるのではないかと不安でした。今は理解も得られ、障がい者として入社して良かったと思っています。

Q. 記憶障がいがあると、仕事を覚えるのも大変ではなかったですか?

A. 以前は学歴から高度な仕事を任されることが多く、出来ないかったとき、期待に添えなかったときが辛かったです。
入社してから会社に慣れるまで大変でした。駅までの道を覚えるのにも時間がかかるし、人を覚えるにも時間がかかるし、仕事も覚えるまで時間がかかりました。
仕事の手順をメモしたり、そのメモを必ず見ながら仕事をしたり、何かを入力する際は読み上げながら入力するなどの工夫をしながら仕事をしています。こういった工夫は、職業訓練センターで教えてもらいました。

Q. 就職が決まるまで大変でしたか?

A. はじめは区役所に相談していました。そこから訓練センターに行き、ハローワークで仕事を探し、なかなか仕事が決まらなかったときにユニバーサルハンズを紹介されました。
2社目で採用が決まりました。今までだと、障がいについて自分で説明しなければいけませんでしたが、ユニバーサルハンズでは先に説明しておいてくれるし、いろいろな面でサポートしてくれるので、精神的にすごく楽でした。

Q. 現在のお仕事について教えてください。

A. 以前はエンジニアの仕事をしていましたが、今回はエンジニア以外の仕事を希望しました。今まで働いた経験から、エンジニアの仕事で働くことは私には大変だと思ったからです。アドバイスもあって、一般事務で応募しました。今は人事部で採用アシスタントをしています。慣れるまで大変でしたが、とても新鮮ですし面白いです。毎日張り合いを持って仕事をしています。

Q. 障がい者の方にメッセージをお願いします。

A. 仕事は大変だけど障がい者だからって諦めずに、どんな仕事でも与えられた仕事を何でもこなしていれば、信頼されるし、そのうち道が開けると思います。