成功者の声「重度障がいですが在宅就労で就職できました」

両上肢・移動機能障がい1級(車いす) TYさん 36歳

Q. 就職活動で苦労したことを教えてください。

A. ハローワークから紹介してもらったり、就職面接会などに参加して就職活動をしてきました。
私は障がいが重いので、一次面接は通っても、三次面接あたりで障がいを理由に落とされるケースが何度もありました。パソコンができるかどうか、面接の場で実際にやってみせることもありました。(キーボードは、割り箸を口に加えて、割り箸の先でキーボードを打ちます。マウス操作はタッチパネルをアゴで操作します。携帯電話も割り箸でボタンを押します。)また、いざ採用の段階になっても、バリアフリーが問題になり不採用になることもありました。食事やトイレの介助が必要なんですが、それも不採用理由になることが多かったです。能力を見てもらう前に「障がいが重いんだから、頑張って働かなくてもいいんじゃない?」と面接の場で、明らかに断られることもありました。朝は前向きな気持ちで面接に望んでも、帰る頃にはへこんで帰ってくることがありました。でも、私は自分の働いて得たお金で生活したいし、税金だって納めていきたい。自立した生活を送っていきたいと思っています。

Q. 面接の際に気をつけたことなどあれば教えてください。

A. ほとんどの場合「一人で来られたのですか?」という言葉から面接がはじまります。
障がいを含め、初めから全部理解してもらうのは無理だと思っています。徐々に自分を理解してもらえれば幸い、という気持ちで面接に臨んできました。

Q. これから就職活動をする方に、アドバイスをお願いします。

A. 何度も落ちていると、落ちることが当たり前になってきます。ただ、面接の際、好印象を受ける会社もあります。それで落ちるとがっかりしますが、落ちて当たり前と思っていれば辛くはないです。面接の際に色々と答えたくないことも聞かれます。それでも結婚するため、収入を得るためにどうしても働きたかったんです。そういう強い気持ちを持っているといいかもしれませんね。